はじめに
ネットワークビジネスで成果を出し続けるには、「個人」から「チーム」そして「組織」への移行が必須です。
しかし実際には「自分だけが動いている」「メンバーが育たない」「人がついてこない」と悩む人が多くいます。
その原因は、リーダーとしてのスタンスやチーム作りの設計にあるかもしれません。
この記事では、ネットワークビジネスで信頼されるリーダーが実践しているチーム作りの「考え方」「在り方」「やり方」をまとめて解説します。
成果は「チーム力」によって決まる
ネットワークビジネスを「人を紹介する仕事」と捉えているととても難しく、大変な仕事になります。本質は「チームを作る仕事」と捉えましょう。
まずは自分がチームを作り、その先で自立したチームができて、その先でまた自立したチームができる、、、というような連鎖が出来ればもう止まりません。
例えるなら、自分が魚の釣り方を覚えて、その先の人に魚の釣り方を教えて魚を釣れるようにして、さらに魚の釣り方を教えられる人を作ると、チームは止まらなくなり、大きな組織になります。
どんなに「個」の力が優れていても、「優れた組織」の力には勝てません。
とはいえ、ほとんどの人がチームというものを作った経験はないので、頭では分かるけどどうしていいか分からない。
そのため組織作りの考え方や、リーダーになるための在り方、そして実際にチームを作るためのやり方を身につけて行きましょう
「チーム」と「組織」
ここで「チーム」と「組織」についての違いについて簡単に解説します。
チームと組織は似た言葉ではありますが、チームは特定の目標達成のために集まる集団であり、組織はより広範な集団です。ここではチームの集まりが組織と思ってもらえれば良いでしょう。
強いチームにするための考え方
どんなチームを作りたいのかを明確にする
理想のチーム像が曖昧なままでは、方向性が決まらずにチーム作りと言っても、結局何をしたらいいのか?どんな人を探せばいいのか?わからなくなってしまいます。
以下のような問いを定期的に見直してみてください。
- どんなチームの空気感が良い?
- どんな会話が日常行われるチームにしたい?
- どんな人がチームに欲しい?
チームは取り組んでいる人の意図でつくられます。
あなた自身がどんなチームにしたいかを決めて、メンバーが増えてきたら仲間と擦り合わせることも重要です。
リーダーを見つける!
組織にはリーダーという役割が必要不可欠ですが、誰でもリーダーになれるわけではありません。向き不向きもあります。
あなた自身がリーダーという役割ができる人物であればリーダーとなりますが、必ずしもそうではないと思います。
その場合はあなたの上位に当たる方々でリーダーと呼ばれる人物に率いてもらう(応援してもらう)、もしくは自身のチームからリーダーとなれる人を探し出していくというプロセスが必要です。
また、あなたがリーダーとしての役割を担ったとしたも、すべてを自分で背負うのではなく、リーダーを育てる視点も重要です。
- 一歩引いてメンバーを立てる
- メンバーに任せてみる
- 認める・承認する文化をつくる
「リーダーとなりうる人材をリーダーにしてあげる」のも大事なリーダーシップの一つです。
まずは「リーダーになる」か「リーダーを立てる」かを決めて、「リーダーを育てる」意識を持ちましょう。
役割分担を意識する
仕事ができる人や、個人事業主でバリバリやってきた方の落とし穴として、1人でなんでもやってしまうというのがあります。
リーダーも役割の一つですが、組織を構築するためには実に様々な役割を持った人が必要です。
自分がやった方が上手くできたとしても、メンバーに役割を与えることで、居場所を与え、仕事意識も高まることに繋がります。
例えばセミナーひとつとっても、講師・司会・受付・設営・事前の会場予約などなど、細分化したらキリがないほど役割分担が必要なものがあり、それぞれの個性に合った役割が存在することでしょう。
今のチームにどんな人材がいたら、より力を発揮して成果を得られるか?考えてみましょう。
強いチームにするためのリーダーの在り方
チームメンバー1人1人の在り方が重要ですが、特に率いる立場のリーダーの在り方は重要です。
「自分だったら自分のチームに入りたいか?」と問い続ける
チーム作りの第一歩は、自己チェック。
自分の言動・在り方・サポート体制に対して、こう問いかけてみてください。
- 自分は誠実に行動しているか?
- 成果ばかり求めていないか?
- 人に教えられるだけの行動をしているか?
リーダーとしての「器」が整うと、自然と人が集まってきます。
「自分だったら自分のチームに入りたいか?」
常に問い続けてください。
責任は自分が取り、手柄は相手に渡す
良いリーダーは、問題が起きたときは自分が責任を引き受け、成果が上がったときにはメンバーに手柄を与えるものです。
問題が起きたときに逃げてしまう人や、自分すごいでしょ!と承認欲求が強い人物はリーダーには向かないかもしれません。
「この人と一緒なら仕事をしたい」そう思ってもらえる存在を目指しましょう。
メンバーにしてほしいことは、まず自分がやる
リーダーとしてNGなのは、アドバイスをするだけや、メンバーを変えようとすることです。
もし「メンバーに何かしてほしい」と思うなら、まず自分が率先してやっているか?を見直しましょう。
姿勢・学び・行動力は、言葉よりも「背中」で伝えるのが最も効果的です。
結果よりも行動をメンバーは見ています。口だけで行動が伴っていないリーダーの言葉は入らなくなり、チームとしても間違いなく停滞します。
逆にリーダーがやっている姿を見せていると、主体性のあるメンバーがそれをやり始め、あなたはそれをやらなくていい状況になります。
山本五十六の「やってみせ、言って聞かせ、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」という言葉があるように、「まず自分がやって見せ、説明して理解を促し、実践させ、そして褒めてあげなければ、人は動かない」これを刻みましょう。
チームを支えてくれるメンバーに感謝を忘れない
最も忘れがちで最も大切なのは、メンバーへの感謝です。
あなたが得ているコミッションは、メンバーの存在や行動の上に成り立っているもの。
だからこそ、リーダーには「恩返し」「感謝」「謙虚」な気持ちが求められます。
- 定期的な感謝のメッセージ
- 行動へのリアクションやフィードバック
- 表彰の場やTUPでメンバーがさらに仕事のしやすい環境を作る
「感謝するリーダー」には、自然と人がついてきます。
メンバーのおかげで今の立ち位置があるのに、くれぐれも偉そうな態度をとらないように。
強いチームにするためのやり方
共通の言語、基準、目標
強いチームの特徴として、メンバー間で言語、基準、目標が浸透・共有がされています。
共通の基準とは、例えば「すぐ連絡してみて」と話していて、
- ある人のすぐは「今日中に」
- ある人のすぐは「この話し合いが終わったら」
- ある人のすぐは「今すぐ」
というように、言葉ひとつとってもそれぞれの基準はバラバラです。
これを合わせることで、認識の祖語がなく、ストレスなくチームが構築されていきます。
共通の目標とは、
通常、メンバーのやる目的は様々で、そのためにいつまでにいくら欲しいという目標値もバラバラなはずです。
しかしチーム作りというのは同じベクトルで何かに向けて進むプロセスが必要です。これがなければグループであってチームではないでしょう。
例えば来月のこの日にセミナーを主催しよう!
そして満席にしよう!参加した人が来てよかったと思えるような場にしよう!
という共通の目標を持つことが重要です。
それぞれのやる理由や収入の目標は別々でも、チーム共通で何かに向かう仕掛けをするのもリーダーの重要な役割です。
この言語、基準、目標を浸透させていくことは時間もかかるかもしれませんが、重要な事項となります。
T-UPでリーダーの話が入る環境を作る
リーダーという役割の存在がいても、メンバーや周りの人たちからT-UPしてもらうからこそ、話が入ります。どんなすごい人でも、いきなり初めましてのよくわからない人だと思われていては入る話も入りません。
自然とT-UPされるリーダーになることが重要ですが、この人がリーダーとして旗を振ってくれている!というのがあるのなら、メンバーで意識してその方のT-UPを不自然ではない程度にしていくとよいでしょう。そうすることで今後入ってくる新規の方々に、リーダーの言葉が入るようになります。
再現性のある仕組みを作る
再現性とは、自分や上手くいっている人の行動や成果を、誰でも再現できる形で共有することです。
この再現性ある仕組みを作ることで、自分がいなくても結果が出せる組織になります。これはあなたが取り組んでいるビジネスによって様々ですが、知恵を出し合って出来るだけ再現性ある仕組みを築き上げましょう。
一例ですが・・・
- シンプルなトークの型を共有する
- よくある質問への答えをまとめておく
- ZoomやLINEで行動パターンを見せる
- 動画で見本を作って載せておく
ネットワークビジネスは「人」が重要なので、完全には難しいですが、組織の拡大のために出来る限り属人性の排除が不可欠です。
まとめ:チーム作りは「リーダーの在り方」が反映
ネットワークビジネスで成果を出し続けるためには、チームを構築が必要です。
そのためにはリーダーとしての在り方と、チーム化するためのやり方が重要です。
自分が変われば、組織が変わります。
あなたが理想とするチームは、あなたの中から生まれていきます。

